ごあいさつ

私は、大学の法学部を卒業し、司法修習生を経て裁判官に任命され、20年間にわたり、裁判官として訴訟に携わっておりました。
20年を機会に、裁判所を退職し、1年間の海外学術活動を経て、弁護士・弁理士としての活動を始めました。法律家の道に入って、20数年になります。
私が裁判所に勤務する間2つの幸運に恵まれました。
一つは、6年目から、東京地方裁判所の知的財産専門部に配属されたこと、二つは、最高裁判所から派遣されて、欧米の裁判所や法律事務所などで研究する機会を得られたことです。
裁判官時代の先輩、友人、そして欧米で出会った多くの法律家が、私にとても多くのことを教えてくれました。それから20年近くが過ぎた今でも、色々なことを教えていただいています。
帰国後、私は、最高裁判所の調査官室で知的財産事件を専門に扱う機会や、東京高裁の知的財産部(今の知財高裁)で執務する機会も得て、次第に、知的財産の分野の魅力に傾倒して行きました。
その中で、海外研究中にできた友人関係によって、知的財産に関する国際会議への出席を始め、知的財産の国際交流に関する活動に声をかけていただく機会が増えました。とても充実した、裁判官生活だったと思います。
そのような裁判官生活に終止符を打ったのは、知的財産の分野で、更に活動範囲を広げたいという、強い思いからでした。
私は、欧米諸国で国際交流をしながら、隣国であるアジアの国々とは、殆ど交流がなく、他方、アジアの国々からは、日本の裁判所を訪問する人々が絶えない、このような一方的な状況に疑問を感じていました。そこで、中国、韓国の友人に連絡を取り、私の思いを打ち明けました。中国の友人が、私を北京大学に紹介し、北京大学が私の客員教授招聘を決定したとき、私は新しい活動を始めるため、裁判所を退職すると心に決めていました。 そして、私が北京大学で新たな生活をスタートさせてからまもなく、今度はソウル大学から、客員教授招聘が決まったとの連絡を受けました。
海外での学術交流・教育活動を終え、私は、弁護士・弁理士としての活動を始めました。
私の活動の目標は、実務については、IPプラクティスの新しいモデルを作ること、そして、学術活動において、国際交流の更なる活性化を行うことです。自分のホームページをアップ・ロードすることで、そのような思いを皆様にお伝えできればと願っております。御覧いただければ、幸いです。

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